2007年10月20日

サソリが刺される



2007年10月4日(economist.com)

なんで検察官が停職に?

今週、アフリカ民族会議(ANC)の指導者候補の指名に関する議事が始まるが、雰囲気としては、誰が党首としてタボ・ムベキ大統領の地位を承継すべきかの議論により既に不透明な状況で、憎まれ口を叩かれている。

ムベキ大統領は最近、スコーピオンという名で知られる、(警察活動を監視する)国家検察局のトップであるVusi Pikoliに、彼の上司である法相に関連した「回復不能な損害」を理由として、停職処分を科した。

Pikoliは、停職処分を受ける前に、南アフリカ警察を率いるJackie Selebiの逮捕令状を取得していたと伝えられている。

クビになるべきはSelebiではなくPikoliなのかどうかついて、調査が開始された。しかし、政府は、Pikoliの停職について、曖昧な態度で口を閉ざし続けているので、(党の次の代表を決める12月のANCの選挙に影響を与える)陰謀論者たちに、格好のエサを与え続けていている。誰が選挙に勝とうと、勝者が事実上次の大統領となる見通しだ。

Pikoliは、つい最近、南アフリカの前副大統領(2005年に解任されたが、今でも大統領を目指している)のジェイコブ・ズマ(注1)の行動に対する、南アフリカ港湾当局(NPA)の6年に及ぶ調査を監視していた。昨年、ズマに対す汚職及び詐欺罪での訴えは棄却されている。しかし、NPAは、彼に対する再度の告発の可能性を捨てていない。

スコーピオン(国家検察局)は、1990年代後半に、汚職と組織犯罪の監視のために設立されたが、その権力と政治的な点数稼ぎに対して、非難を受けている。批評家は、スコーピオンを解散させるか、警察に吸収すべきだという。政府任命の委員会は、安全危機管理担当大臣への報告を除いて、国家検察局がNPAの管轄を犯さないようにすることを提案した。

Selebiは、南アフリカの驚くべき凶悪犯罪の多さのことで、長きに渡ってやりだまに挙げられている。彼の罷免を要求する声は、Selebiが、スコーピオンに逮捕された、犯罪組織のボスと考えられているGlen Agliottiと友人関係にあることを認めたことで、より高まった。スコーピオンは、身の潔白と職務を全うしていると主張するSelebiを調査し続けていた。

反対派は、より完全な説明を求め続けているが、今までのところ無駄に終わっている。Pikoliは多くの有罪判決を勝ち取ってきた。

NPAの独立性が本当に意味することが何かについては、様々な意見がある。反対派は、Pikoliに国家検察局のトップとしての適性があるのかに関する調査について、ANCのヴェテラン議員であり、議会の前議長であるFrene Ginwalaがその調査を率いることが決まるまで、その独立性を問うていた。

PIkoliの停職は、Selebiの逮捕という事情が背景にあったのだろうか。大統領府は、Pikoliの停職がSelebiを守るために行われたという言説を否定している。

NPAも同様だ。しかし、ムベキ大統領がより詳細な説明をしたがらないことが、南アフリカの国家機関が、ANCの政治的駆け引きによる気まぐれで冷酷な対立関係の支配下にあるという疑惑を増幅させている。

注1:Jacob Zumaは、ANCの現副代表。レイプ容疑で訴えられたことがあります。HIVについての知識もいい加減なことで知られています。

やっと訳し終わりました。economistの記事は僕の英語力だと訳すのが大変でした。間違いも多そうです。
posted by valisystem at 11:34| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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